低周波治療器の選び方

家庭用低周波治療器は以下の7つを基準で選ぶとよいでしょう。

1.出力の段階調節

出力の調整が不連続ですと、急に強く感じますのでなめらかに(連続的に)出力を調整できるものを選びましょう。

2.複数の波形

「たたき・もみ」など基本的な波形以外にも、多様な波形モードを備えたものを選びましょう。種類が多いほど細かい使い分けができます。 また「プログラム治療」を備えていると大変便利です。

3.周波数の段階調節

「たたき」など連続モードでは、周波数の調整が治療にとって重要です。必ず周波数を調整できるものを選びましょう。

4.粘着・湿式導子の両方が使用可能

最近は水・ベルトの不要な粘着導子が普及してますが、髪の生え際には水をつける湿式タイプの導子(平型導子)があるとよいでしょう。
小さな治療箇所、ポイント治療には、接体面積の小さな導子(棒型導子)があると便利です。

5.自動的な極性転換

プラスマイナスの電極を一定時間毎に転換すると良好な刺激が持続します、自動的に切り替える機種がよいでしょう。
通常は、自動極性切替で治療をすればよいのですが、特殊な治療には極性を固定して治療しますので、極性を切り替える機能もあるとよいでしょう。

6.タイマー

タイマー機能があれば治療箇所にあわせて時間を設定できますし、治療中に寝込んでも過剰通電の恐れがなく、安心です。

7.出力ゼロスタートの安全機構

出力はゼロから徐々にあげるのが基本。始めから強くするのは禁物です、波形切り替えでゼロになるものが安全でよいでしょう。

低周波治療器の使い方

電極となる「導子」の効果的な使い方

粘着導子

肌に押し当て、よく密着させてください。汚れや皮脂を吸着しやすく、その場合粘着力が落ち、電気が流れにくいのでこまめに水で洗い、清潔にしてください。粘着パットの交換時期にも気をつけてください。

湿式(平型)導子

スポンジに水を含ませ、軽く絞って使います。髪の生え際や電気が流れにくい足、足裏に使用するとよいでしょう。必要があればベルトやテープで固定してください。

山型導子

スポンジに水を含ませ使用。足の裏や腰に用いると便利。

波形・周波数・出力の決め方

周波数ボタンによって、低周波電流の間隔を調整することができます。周波数が高くなるほど間隔が短く、速くなります。 一般に血行の促進には周波数を低く(遅く、1から8Hz)鎮痛には周波数を高く(速く、100から1000Hz)します。 同じ波形でも周波数を変えることによって治療箇所も変わります。気持ちがよい周波数を選んでください。 一般的には次のようになります。

出力はゼロからスタート(都度リセット機能)、プログラムの活用も便利
出力はゼロスタートから心地よい刺激で調節し、途中で波形を変えるときも、出力は一旦ゼロに戻し、同じく徐々に上げていきます。 波形が変わると身体には新しい刺激として感じられるからです。

治療時間と回数の目安

過剰刺激は逆効果、合計時間は30分以内にしてください。長時間通電は過剰刺激となり、疲労を招く恐れがあります。
目安として一ヶ所へのツボへの刺激を3〜15分程度、1回の全通電時間を30分以内にとどめることが安心です。
なお、刺激する部位で通電時間は違ってきます。

こんな時は低周波治療を控えましょう。

  1. 全身の安静を必要とするとき
  2. 高熱時、伝染病、ガン、その他病気で重症なとき
  3. 大きな怪我や手術のあとで出血の恐れがある場合
  4. 重度の心臓病(特にペースメーカー使用の場合)重度の高血圧の場合、皮膚知覚障害、悪性腫瘍
  5. 月経、妊娠時、産後、急性胃腸炎のときなど
  6. 食事の直後や極端にお腹が空いているとき
  7. 年齢的には3歳児までは避ける。小学生までの場合は出力を弱から中とし、時間も大人の半分とします。
なお、判断を迷うときには医師に相談してください。

 【安全にお使いいただくために】もご参照ください。